1年目の春学期より、エレクティブ(選択科目)を取得していくことになります。コア科目、イマージョンでの学びの掘り下げと自らの不足点の気付きを踏まえて、「専門分野を追求して学習する事」と「幅広く様々な分野を学習する事」の二つを同時・効率的に行っていくためのコース設計が可能です。ジョンソンでは、専門分野を追求して学習することを目的として、各分野における専門性の「広さと深さの双方」を強化するためにコンセントレーションというガイドラインが定められています。(広さのコンセプトで5つ、深さのコンセプトで7つ、計12。) 当該ガイドラインは、各業界・分野の実際のビジネスの場で成功するために有益なエレクティブのクラスをまとめたガイドラインとも言えます。最大で2つのコンセントレーションを取得することが可能です。
各分野における専門性の広さを求めるコンセントレーション:
・ Consulting
・ Entrepreneurship
・ Leadership & Ethics
・ Global Business Management
・ Sustainable Global Enterprise
各分野における専門性の深さを求めるコンセントレーション:
・ Corporate Finance
・ Financial Investing
・ Financial Analysis
・ Marketing Analytics
・ Marketing Management
・ Private Equity
・ Strategy
上記のコンセントレーションに沿った科目選択に加えて、ジョンソン内の90を超えるクラスの中から科目選択することが可能です。また、カレッジオブビジネス傘下の学校(Johnson, Dyson, The Hotel School)の選択科目は、Johnsonの単位として取得が可能。更に、それ以外の他大学院のクラスを履修することも可能で、ジョンソンの卒業必須単位(60)の内、13単位をコーネルの他大学院(ILRスクール、ロースクール等)の単位で充当できます。
このようにコンセントレーションでの学びを補完し、幅広く多様な分野を学習するための環境がジョンソン及びコーネル内に備わっています。二年間のMBAプログラム全体を通して、MBAとして求められるビジネス科目全体を広く深くカバーした上で、更に自らの専門分野での学びを完璧にするのがジョンソンの狙いの一つだとも言えます。